taketakechopの小話の世界

taketakechopが展開するイラスト・映画・文法にまつわる小話の世界です。

学習

句読点の小話❷「、」を打つところは、どこ?

「、」と「。」を打つところが分かりますか?という小話の続きです。 「、」について 「、」の呼び名は、「読点(=とうてん)」と言います。「。」と「、」を合わせて、「句読点」と言います。 「読点」の「定義」を確認してみます。 ①『旺文社 国語辞典 第…

「Aは Bが 述語」という文のときの主語は、「A」なのか?「B」なのか?

「Aは Bが 述語」という文のときの主語は、「A」なのか?「B」なのか?「ややこやしい話」です。ややこやしい割りに 理解しても、得るものが多くありません。よって、 脳の特性で「気になる人」は、どうぞ。 では、 次の「問題」を考えてみてください。 …

外されたオリジナルメンバーは、誰だ?「将」と「將」

「将」の字を見ると、「ザ・ローリング・ストーンズの」 「ブライアン・ジョーンズ」や、「鎌倉幕府」の「源氏一族」などの外された「オリジナルメンバー」のことを考えてしまいます。では、 外されたオリジナルメンバーは、誰だ?「将」と「將」です。 「将…

根っこを捕まえよう❷文章の種類

国語の時間では、 いろいろな種類の文章について勉強します。例えば、 中学校1年生では、 『野原はうたう』 『シンシュン』 『ダイコンは大きな根?』 『ちょっと立ち止まって』 『大人になれなかった弟たちに…』 『少年の日の思い出』 を勉強します。今回…

「学びて時に之を習ふ」の10分間簡単復習問題と余談

下の問いと答えを覚えておくと良いと思われます。 余談 「学びて時に」の③つめの「亦」の訳が「なんと」でない理由 1、書き下し文を色分けして、訳を対応させるとこんな感じです。 2、理由です。 taketakechop.hatenablog.com

地図記号を作りました

東京書籍『新しい社会 地理』のP144の2主な地図記号を参考に地図記号を作りました。 覚えるときの参考に。 答えなし 答え有り

中学生が絶対読んだ方がいい「日本史本」=「2時間でおさらいできる」シリーズ

「国語で読んだ方が良い学習本や参考書ってありますか?」と聞かれることがあります。国語の学習本で、良い本を見たことないので、「ない」と答えますが、日本史ならあります。暗記力が強い人は、特に読む必要がないと思いますが、暗記力が弱いんだけど、日…

日本地図の覚え方

この前こういう話をしたので、 www.taketakechop.net 今回は、日本地図をこうやって覚えましたという小話です。 僕は、暗記が弱いので、 覚えれないところ(=苦手ポイント)を割り出して、 そこを、何度も、何度も強化するという方法で覚えました。 では具…

地理と歴史に関して、小学生の間に覚えておきたいこと

ズバリ日本地図です。都道府県の場所と県名、出来たら、県庁所在地も覚えてしまえば、中学生になったとき、楽です。ちなみに公立の中学校ですが、都道府県の場所が分かり、漢字で県名が書ける人は、クラスに1割も、いません。小学生の間は、人生の中でも、…

120年前は、平仮名が200字以上ありました。

平仮名とは、仮名文字の1種です。 日本語では、現在、 ①漢字 ②平仮名 ③片仮名 ④ローマ字 の4種類の文字が使われています。 約1億5000年前の縄文時代から、 日本列島に人は、住んでいましたが、 漢字が伝来する *1 まで、 文字は、持っていなかったと言わ…

主語・述語の関係の種類

前回の続きです。 今回は、「主語・述語の関係」の種類です。 「主語・述語の関係」には、次の3つの型があります。 ①何が どうする。 ②何が どんなだ。 ③何が 何だ。 どの文法の解説書でも、 だいたい、このような表記だと思います。 ただ、この説明だけで…

「野菜が食べたい。」この文に主語は、ありますか?

文の基本は、 「主語・述語の関係」です。 「主語・述語の関係」とは、 「文節どうしの関係」のことです。 ちなみに 中学校で習う「文節どうしの関係」には、 次の4種類 ①「主語・述語の関係」 ②「修飾・被修飾の関係」 ③「並列の関係」 ④「補助の関係」が…

漢字小話❸漢字の中で殺人事件

僕は記憶力が弱いので、漢字が苦手でした。 taketakechop.hatenablog.com 国語教科を教えることを生業にしているとき、「漢字博士じゃないんだから、 漢字を知らなくてもよいだろう。」などと開き直ってていましたが、紆余曲折あって、40代に入り、漢字を今…

なぜ、国語教科は、勉強する価値がないのか?

もう「答え」から言います。 文章教材に関して言うと、 「教える内容がはっきりしていない」からです。 国語の授業で、 教える担当者によって、ガラッと内容が変わってしまう。 「そんな体験あるヨ」という人は、 少なくないでしょう。 それは、 「教える内…

子供のやる気を損なう、恐ろしいシステム「短文作り」

国語の副教材(ワーク)の中に「短文づくり」の問題が載っていませんか。もし、載っていないなら、幸いです。 ↓こんな感じの問題です。 この問題を自力でやっても、解答には、例がひとつしかなく、まともな解説もありません。 ↓こんな感じです。 せっかく取…

漢字小話❷漢字の伝来時期

漢字の伝来時期は、 5世紀頃(西暦401年から西暦500年)、 もしくは、5世紀初めだと云われています。 5世紀というと、 古墳時代の真ん中あたり、 大和政権の王が 九州地方から東北地方南部に至る各地の豪族を従え、 大王*1と呼ばれ始める頃です。 5世紀…

漢字小話❶漢字の覚え方

漢字が日本に入ってきた当時、日本人は、漢字をとても有難がりました。 「漢字の載っている書物を保有する」ことや、「漢字を読むことができる」というのは、高いステータスでしたが、今では、初期の役割を失い、価値も随分、下がってしまいましたが、今も、…

よい先生を探す方法

ここでの「よい先生」とは、人格者を意味していません。「教えるのが上手な人」という意味で扱います。学校の先生は、残念なことに選ぶことができません。しかし、塾や、家庭教師の先生なら、選ぶことが可能です。そのとき、ぜひとも教えることが上手な人を…

中学校の定期テストの成績を上げるために把握しておきたい自分の能力

成績を上げると言いましたが、もう少し具体的に言うと次の3種類があると思います。 ①点数を上げる。 ②順位を上げる。 ③評定を上げる。 ①は、自分の努力で解決できる問題ですが、②と③は、自分と他人の比較になるので、自分だけの努力では、どうにもなりませ…

定期テストで、国語の点数を上げる方法

国語は、勉強をしても点数が上がらない科目のように思われていますが、そんなことは、ありません。意識の持ちようで、点数は、上がります。では、「授業」と「テスト」について、それぞれ意識すると良いことを説明します。その1 単元のジャンルを意識しよう…