漢字の伝来時期は、
5世紀頃(西暦401年から西暦500年)、
もしくは、5世紀初めだと云われています。
5世紀というと、
古墳時代の真ん中あたり、
大和政権の王が
九州地方から東北地方南部に至る各地の豪族を従え、
大王*1と呼ばれ始める頃です。
5世紀頃、
または、5世紀初めに
漢字が伝来したとする根拠は、
「応神天皇の15年の年に
『論語』(約2000種類の漢字)と
という書物を初めて献上した」という記録があり、
そこから、
漢字で書かれた「書物」が
「公式」に伝来した「応神天皇の15年」を
漢字の伝来時期と考えているそうです。
ちなみに、
「応神天皇の15年」が西暦何年かは、
はっきりしていません。
5世紀中の何処かだろうということです。
また、
の約1万年の間、
「日本に文字は、なかった」というのが
通説になっていますが、
日本古来の文字が存在するという説もあります。
主な支持者には、新井白石 *4 や平田篤胤 *5 がいます。
蛇足として、
神世文字の可能性を、
漢字が5世紀以前に伝わる可能性を考えてみました。
上のAからBの200年間の間に
渡来した渡来人が
始皇帝が統一する以前の漢字①を伝えている可能性あり、
このBからCの600年間の間にも、
銅鏡や金印に漢字が刻まれており、
漢字は、伝わっていることは、伝わっている②。
それら(①と②)が神世文字に発展したか!?
これは、完全に勝手な想像です。
偉い人たちは、誰もそんなこと言っていません。
あしからず。