taketakechopの小話の世界

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根っこを捕まえよう❷文章の種類

国語の時間では、
いろいろな種類の文章について勉強します。

例えば、
中学校1年生では、
『野原はうたう』
『シンシュン』
『ダイコンは大きな根?』
『ちょっと立ち止まって』
『大人になれなかった弟たちに…』
『少年の日の思い出』
を勉強します。

今回は、
この文章の種類の「根っこ」を捕まえてみます。

中学校の3年間では、
「小説」「物語」
「詩」「短歌」「俳句」
「随筆」
「説明」「報告」「論説」
などのカテゴリーが出てきますが、
最終的には、
大きく2つに分けられます。

※「随筆」は、教科書では「文学的文章」に分類されていますが、個人的には、「文学的文章」と「説明的文章」の中間にあるように思われます。
 例えば、
『字のないはがき』は、物語に近い「随筆」に見えまし、
『言葉の力』は、説明的文章に近い「随筆」に見えます。
 あくまでも個人の見解です。


というわけで、
「文章の種類」の「根っこ」は、
❶文学的文章
❷説明的文章
になります。

それぞれの特徴

この2つの文章は、全く異なる文章です。
効果的に勉強するには、
それぞれの特徴を理解すると良いと思います。

❶文学的文章は、

①作品として、創られた文章です。

②「書き手」は、「作者」です。

③作品であるため、基本、「主題」が存在します。
 「主題」を理解して、
 「プラス表現」や「マイナス表現」に注目すると、
 読みやすいです。

❷説明的文章は、

①事実を扱った文章です。

②「書き手」は、「筆者」です。

③基本、「問題提起」「答え」「メッセージ」で構成されているので、
 「問題提起」を理解して、
 「答え」「メッセージ」に注目すると、読みやすいです。
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「根っこを捕まえよう❷文章の種類」でした。