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定期テストで、国語の点数を上げる方法

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 国語は、勉強をしても点数が上がらない科目のように思われていますが、そんなことは、ありません。意識の持ちようで、点数は、上がります。では、「授業」と「テスト」について、それぞれ意識すると良いことを説明します。

その1 単元のジャンルを意識しよう。

 実は、勉強すると点数が上がりやすい単元と、勉強しても点数があがりにくい単元があります。勉強すると点数が上がりやすい単元を順番に紹介していきます。

 

①古文と漢文

 古文や漢文は、見慣れないため、抵抗があるかもしれませんが、中学校では、
覚える事柄も限られている」し、「テストに出る問題の種類も限られている」ので、
覚えてしまえば、点数につながります。逆に覚えなければ、絶対に点数につながりません。テストの範囲のときは、喜びましょう。

 文章のジャンルも意識します。文章は、大きく「説明的な文章」と「文学的な文章」に分けられます。この中で、点数につながりやすいものは、文学的文章の中の「」です。

②詩

詩は、本来、どうのこうの言われて、一定の読み方をするものでは、ないですが、テストでは一定の読み方を問題にします。でなければ、採点が難しくなります。そのため、

扱う詩が違っても、出る問題の種類は、似通います問題の傾向をつかめば、毎年、楽になります

③言語に関する領域

 教科書の「漢字」「言語」「文法」といったものは、覚えてしまえば、点数につながります。これも、「古文・漢文」と同じで、逆に覚えなければ、絶対に点数につながりません。難点は、「漢字」は、覚える量が多く、「言語」と「文法」で覚えることは、システムなので、覚える量は、比較的少ないのですが、授業の説明だけで、そのシステムを理解することが難しいところです。

 ①~③までが覚えれば、覚えただけ点数につながる領域です。残りの「説明的な文章」と「随筆・物語文」は、簡単には点数につながりませんが、強いて順番をつけると、下の通りです。

④説明的な文章

 書き手は、読み手に、ある事柄を説明しています。伝えたいことはっきりしているため、筆者の伝えたいことを積極的に読み取ることができると、点数につながりやすくなります。

⑤随筆・物語文

 これは、本当に難しいです。

 


次は、「テスト」についてです。

その2 解答のルールを身につけよう。

(これがもっとも簡単に点数を上げる方法です。)

 答え方で点数を失っている人は、とても多いです。たとえるなら、野球をするのにサッカーボールを持ってきた感じです。ボールは、ボールだけど、違います。問題の指示に従うのは、当然ですが、それぞれの問題には、それぞれの答え方が決まっているので、身につけましょう。

(例)

①「なぜ、ですか。理由を答えなさい。」と聞かれたら、

  →「~ため。」「~ので。」「~から。」で必ず答える。

②「ですか。」と聞かれた場合は、

  →名詞で必ず答える。

③「どういうことですか。」と聞かれたら、

  →「~こと。」で必ず答える。

④「文章から抜き出しなさい。」の場合は、

  →文章の言葉を一字一句変えてはいけない

などがあります。

 

つまらないことですが、ルールを守れば、確実に点数は、上がります。