各場面で、
「プラス表現」と「マイナス表現」をマーカーすると、
その場面が
視覚的に「どういう場面」か、見て取ることができます。
「場面4」と「場面5」は、
「2つ目のミッション」である
「死ぬために王城に戻る」の件(くだり)が描かれています。
ここは、比較的「テストに出やすいところ」でもあります。
なぜならば、
「プラス表現」と「マイナス表現」が入り組んでいるからです。
「メロス」という人間の「根っこ」は、変わらないのですが、
表層部分で、
激しく「プラス・マイナス」しています。
では、確認してみます。
☟「第4場面」の「プラス・マイナス」をマーカーしたものです。
「プラス=青」「マイナス=赤」
正直、
「プラス」「マイナス」の決定が
正しいか、どうか、分かりません。
人によっては、そうかなあと思うところがあると思いますが、とりあえず。
ぱッと見て、
「プラス、マイナス、激しいなあ」というのが確認できると思います。
「プラス」「マイナス」を数えると、
「プラス表現」 =120(120/264=45.5%)
「マイナス表現」=144
「マイナス表現」が「プラス表現」の2割増しでした。
「第4場面=マイナスの場面」で、
メロスは、「2つ目のミッション」をクリアするため、
激しく葛藤し、
場面の終わりで、力尽きて、倒れます。
☟「第5場面」の「プラス・マイナス」をマーカーしたものです。
ぱッと見ると、
「第5場面」は一転して、「プラス」率が高くなっています。
数えると、
「プラス表現」 =84(84/126=66.7%)
「マイナス表現」=42
「プラス表現」は、「マイナス表現」の2倍でした。
「マイナス」も、ちらほら見えますが、
これは、
「プラス」を言うための「マイナス」であったり、
「フィロストラトス」の「マイナス」発言です。
その辺を加味すると、「プラス」率がもう少し高まります。
この「第5場面=プラスの場面」は、
「メロス復活」の場面で、
「メロス」に、もう迷いはなく、
あとは、モーレツに走るだけです。
そして、最終場面、クライマックスの「刑場」へ突入していくのでした。
まとめ
「第4場面」=「メロス、葛藤の場面」
「第5場面」=「メロス、復活の場面」
次回は、「第4場面」と「第5場面」の中から、「テストに出やすい場面」を、詳しく解説します。
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