「説明的文章」は、
「段落(=意味段落)」ごとに分けて、読みますが、
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「物語文」は、
「場面」ごとに分けて、読みます。
「説明的文章」は、「論理」的に書かれているので、
授業者によって、
「段落(=意味段落)」の分け方が変わることはありませんが、
「物語文」は、必ずしも「論理」的に書かれていないので、
授業者によって、
「場面」の分け方が異なる場合があります。
『走れメロス』の場合、
「場面」は、
☟のように「6場面」に分けられることが多いと思います。
画像は、A4サイズに全文を載せて、「場面」ごとに色分けしたものです。
各「場面」の「タイトル」は、
個人的につけたものなので、一般的なものではありません。
【物語の流れ】
「物語の流れ」は、
「ハリウッド映画の黄金法則」=「30分・60分・90分の法則」と同じなので、
分かりやすく、ワクワクする展開になっています。
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「①町」=
「物語の導入部」です。
120分映画なら、「0分~」です。
「②王城」=
「主要キャラ」の紹介が済み、
「主題」が決定。
「主題」=「信実は、妄想ではないこと」を証明する。
「主題」を証明するために、
2つの「ミッション」が発生。
120分映画なら、「~30分」です。
「③村」=
「妹の結婚式を挙げる」という「1つ目のミッション」に挑みます。
120分映画なら、「30分~60分」です。
「④野1」=
「死ぬために王城に戻る」という「2つ目もミッション」の前半です。
「ミッションクリア」を妨げる2つのトラブルが発生します。
120分映画なら、「60分~90分」です。
「⑤野2」=
「死ぬために王城に戻る」という「2つ目のミッション」の後半です。
「トラブル」や「迷い」は、もうありません。
あとは、
「クライマックス」に向けて、突き進むだけです。
120分映画なら、「90分~」です。
「⑥刑場」=
「クライマックス~エンディング」
「主題=信実は、妄想ではないこと」が証明され、大円団。
大円団=すべてがめでたく終わる結末のこと。
120分映画なら、「~120分」です。
次回は、「場面4野1」と「場面5野2」の「プラス・マイナス表現」を確認します。
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