taketakechopの小話の世界

taketakechopが展開するイラスト・映画・文法にまつわる小話の世界です。

未来の小話 時速40㎞の世界

f:id:taketakechop:20180811052329j:plain

小さい頃から

近未来の世界に憧れていて、

好んで、

近未来の漫画を読んだり *1

近未来の映画を観たりして、 

taketakechop.hatenablog.com

「あぁ、未来とは、

 なんて幸せな世界なんだろう。

 早く未来にならないかなぁ。」と。

だからか、

小学校の登下校の途中に

ボロい建物を見ると、

なぜ、国は、

さっさと、このボロい建物を取り壊して、

綺麗な建物を建てないのか?

いつになったら、道路は、動くようになるのか?

車は、いつ、空を飛ぶのか?

巨大テレビは、いつ、空に浮かぶのか?

えッ!?未来は、

学校に行かずに、

テレビで勉強するだけでいいの?

そのような来るべき世界に

恋焦がれ、

現実は、本当に間に合うのだろうか?

とハラハラ、ドキドキ心配していたけど、

現実は、間に合わず。

taketakechopが

思い描く近未来の世界は、

生きている間には、

実現しそうにありません。

 そんなわけだか、

どんなわけだか

わかりませんが、

日常の隙間、隙間に

アレや、コレやと、

近未来の世界を想像してしまいます。

今回の小話は、

「時速40㎞の世界」です。

これは、明日にも実現可能な世界です。

それは、

政府が

自動車の最高速度を時速40㎞に設定し、

時速40㎞以上出ない乗り物を製造する *2 だけです。

 公的なメリット

①一般道路での交通事故が確実に減るでしょう。

②最高速度が時速40㎞なため、

 なかなか煽れず、高速道路が安全になる。

③長距離移動する際、鉄道の利用率が今よりも伸びるでしょう。

④長距離移動できないことから、

 中継地点の数が今より増えるため、

 廃れた地域が再び活性化する可能性があるでしょう。

公的なデメリット

①輸送時間が大幅に遅くなる。

他にも、

何かあると思いますが、

アイディアへの思い込みが強すぎてというか、

公平に判断出来ていないようで、

デメリットが思いつかない。

 どんな世界であったとしても、

必ずデメリットは、生じると思いますが、

この「時速40㎞の世界」は、

今よりデメリットが少なくなり、

今よりメリットが大きくなるのでは、ないでしょうか。

*1:藤子・F・不二雄の『21エモン』を大変、有り難がっている。

*2:そもそも法廷速度をはるかに超える時速140㎞~時速160㎞のスピードが出せる用意をしている自動車メーカーは、罪作りだと思う。事故に巻き込まれた人たちは、なぜ、自動車メーカーを訴えないのだろう。