寅さんの最新作となるシリーズ50作目『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)の公開日が2019年12月27日(金)に決まったと発表されていました。
僕は、寅さんが結構好きで、昔は、ビデオ全巻持っていました。今は、好きな作品だけDVD買い直して棚に並べてあります。やはり初期の作品がお気に入りで、とくに初代おいちゃんの「森川信」出演作品が好きです。あ、あと関係ないけど、若い頃の「前田吟」は、「ジェット・リー」に似ているなーと思います。
『男はつらいよ』
1968年、フジテレビで、連続ドラマとして『男はつらいよ』(全26話)を放送。1969年に映画版、第1作『男はつらいよ』が公開。
1995年の『寅次郎紅の花』まで48作が作られ、累計で8000万人が劇場に足を運んだと言われます。また1人の役者が演じた、もっとも長いシリーズ映画として「ギネスブック」にも掲載されている国民的喜劇映画です。
では、そんな、こんなで『男はつらいよ』お気に入り5です。
まずは、参考までに、2011年の講談社発行の『男はつらいよ 寅さんDVDマガシン』の創刊号に載っていた「ファンと編集部が選んだ人気作18本」の上位10作をどうぞ。
第1位 『男はつらいよ』(第1作)
第2位 『寅次郎夕焼け小焼け』(第17作)
第3位 『寅次郎相合い傘』(第15作)
第4位 『柴又慕情』(第9作)
第5位 『花も嵐も寅次郎』(第30作)
第6位 『寅次郎忘れな草』(第11作)
第7位 『口笛を吹く寅次郎』(第32作)
第8位 『寅次郎ハイビスカスの花』(第25作)
第9位 『寅次郎子守唄』(第14作)
第10位 『噂の寅次郎』(第22作)
第5位『望郷篇』1970年
マドンナ 長山藍子
この『望郷篇』は、内容が好きというよりも、配役の面白味がお気に入りです。この『望郷篇』には、テレビ版『男はつらいよ』に出ていた「長山藍子」「杉山とくこ」「井川比佐志」が出てきます。ちなみにテレビ版の配役は「さくら…長山藍子」「おばちゃん…杉山とくこ」「博士…井川比佐志」です。ちなみにテレビ版の最終回で「寅さんは、奄美諸島でハブに噛まれて…」
第4位『続・男はつらいよ』1969年
マドンナ 佐藤オリエ
寅さんのお母さんが登場します。流石にリアルタイムではないので、知ったかですが、ミヤコ蝶々、スゴイなーと思います。「寅とお染」親子の再会シーンを見るたびに、なぜだか、『ロッキー』のロッキーとミッキーがロッキーの部屋で言い合う場面が頭に浮かんでくるのです。ミヤコ蝶々は、母のお染役で第7作『奮闘篇』にも出演しています。今作のマドンナ、散歩先生の娘「夏子」役の佐藤オリエは、テレビ版でもマドンナ役を務めていました。設定は同じ「散歩先生の娘」でしたが、テレビ版では「冬子」という名前でした。
第3位『寅次郎夕焼け小焼け』1976年
マドンナ 太地喜和子
第6作『純情篇』や第14作『寅次郎子守唄』や第19作『寅次郎と殿様』と迷いますが、やはり『寅次郎夕焼け小焼け』かなー。純粋に筋が面白いです。『男はつらいよ 寅さんDVDマガシン』のひとくちメモには「最高傑作の声強し。シリーズ中『キネマ旬』最高位で2位」とあります。
第2位『寅次郎忘れな草』1973年
マドンナ 浅丘ルリコ
「リリー」初登場作品です。僕は、寅さんとリリーが所帯持たせてあげられたらなーと思う派なので、リリー登場2作目『寅次郎相合い傘』リリー3作目『寅次郎ハイビスカスの花』を見るとちょいと悲しくなってしまいます。あと漫画版の『男はつらいよ』第6弾「寅次郎忘れな草」編を合わせて読むと、映画の不足しているところが補ってあるので、「ああ、そういうことだったのか」と合点がいきます。作画を担当しているのは『総務部総務課山口六平太』の高井研一郎です。
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第1位『男はつらいよ』1969年
マドンナ 光本幸子
やはり第1作が一番好きです。このとき渥美清41歳。年齢的にも内容に合致していて、本当に傑作だなーって思います。全く話は変わりますが、僕はずっとキムタク主演で寅さんリメイクしてほしいなと思っています。「おいちゃん=中井貴一」「博=堤真一」「さくら=綾瀬はるか」かなーと考えていたら、全員『HERO 特別編』の出演者でした。
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