1978年『パラダイス・アレイ』
『ロッキー』の2年後に作られたプロレスを題材にした映画。「監督・脚本・主演」を務めています。スタローンは、アーマンド・アサンテと兄弟の設定です。この二人、とくに似てないと思うのですが、別の映画でも、兄弟になっていたので、似ているのかな(!?)映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での「TOMATOMETER」は、ありませんでした。全米興行収入は、約718万ドル。スタローン主演作品の中では第31位でした。
1989年『ロックアップ』
刑務所でガンガンやる映画です。『24 -TWENTY FOUR-』のキーファー・サザーランドのお父さんのドナルド・サザーランドが所長役で出ています。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での「TOMATOMETER」は、17%でした。全米興行収入を調べてみると、約2,209万ドルとあり、スタローン主演作品の中では第24位でした。
1989年『デッドフォール』
スタローンには、珍しいバディ・ムービーです。インテリ刑事×肉体派刑事という設定が見事に失敗した映画です。ちなみに、インテリ刑事がスタローンです。アルマーニに眼鏡という分かりやすい恰好で挑んだのですが、結局、映画後半は、服もボロボロで、眼鏡もなくなって、普段通りの肉体派に戻っていました。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での「TOMATOMETER」は33%とやや低調でしたが、全米興行収入を調べてみると、約6,340万ドルとあり、スタローン主演作品の中では第8位で、トップ10入りしており、興行的には、決して失敗ではなかったのかなと思いました。
1991年『オスカー』
父親の遺言でマフィアから転職する物語です。シュワちゃんに後れをとった形で挑んだ初コメディ作品です。監督は、『ブルース・ブラザース』のジョン・ランディスでしたが、スタローン好きでも結構、厳しい作品だなーと思っていました。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での「TOMATOMETER」は12%でしたが、全米興行収入を調べてみると、約2,356万ドルとあり、意外と興行収入がありました。スタローン主演作品の中では第23位でした。もっと低いのかなーと思っていました。
1992年『刑事ジョー ママにお手上げ』
前年の『オスカー』に続く、コメディ第2弾です。結構、酷評されていましたが、個人的にはお気に入りの作品です。全米興行収入を調べてみると、約2,841万ドルとあり、コメディ第1弾の『オスカー』より約500万ドルUPしました。スタローン主演作品の中では第22位です。そんなに悪くなかったのかなーと思っていたら、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での「TOMATOMETER」は僅か8%でした。このスタローンは、受け入れてもらえんかったのだなー。
1994年『スペシャリスト』
元CIAの爆破スペシャリストとして挑みました。シャロン・ストーンとのバディ・ムービーです。1993年の『クリフハンガー 』と『デモリションマン』で復調したかに見えましたが、『スペシャリスト』はもうひとつだったかなと思っていましたが、全米興行収入を調べてみると、約5,736万ドルとあり、スタローン主演作品の中では第10位で、トップ10入りしていましが、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での「TOMATOMETER」は7%でした。『刑事ジョー ママにお手上げ』よりも1%低く、今回の10本の中では、もっとも低い数字でした。
1995年『暗殺者』
この年『ジャッジ・ドレッド』で大赤字を出しており、すでに後がないスタローン。監督には『スーパーマン』『グニーズ』『リーサル・ウェポン』など、ヒット作常連のリチャード・ドナーを迎え、アントニオ・バンデラスとのバディ・ムービーに挑みましたが…。ちなみに、この縁かどうかは、知りませんが、アントニオ・バンデラスは、この後、2014年の『エクスペンダブルズ3 』に出演しています。ヒロインには、ジュリアン・ムーアが出ています。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での「TOMATOMETER」はありませんでした。全米興行収入を調べてみると、約3,030万ドルとあり、スタローン主演作品の中では第21位でした。
1997年『コップランド』
ハーヴェイ・カイテル、ロバート・デ・ニーロ、レイ・リオッタというイタリア系の先輩・後輩で脇を固め、爆薬を抑えた重厚なドラマに挑戦するも…。スタローン好きなら、普通に面白いのですが…ヒットするまでには至りませんでしたと思っていたら、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での「TOMATOMETER」は73%もありました。今回の10本の中では、最高の数字でした。全米興行収入を調べてみると、約$4,480万ドルとあり、スタローン主演作品の中では第14位です。全米に限れば、興行収入は『ランボー/最後の戦場』よりも上でした。
2000年『追撃者』
1971年『狙撃者』(マイケル・ケイン主演)のリメイクです。ミッキー・ロークも出ています。この縁かどうかは、知りませんが、ミッキー・ロークは、この後、2010年の『エクスペンダブルズ 』に出演しています。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での「TOMATOMETER」は11%でした。全米興行収入は、約$1,496万ドル。スタローン主演作品の中では第28位でした。
2002年『D-TOX』
この映画、決して面白くないですが、好きな映画です。スターロンが挑む密室殺人劇なんです。しかし、やはり推理物とはなりません。7回以上観ているのですが、僕は、記憶が弱いのと、集中力がないせいか、結局いつも何がどうなったのか、分かりません。途中までは、覚えているんだけど…。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」での「TOMATOMETER」は15%でした。一桁ではないんだと思っていたら、全米興行収入は、約$79万ドル。こ、こ、こ、れは、かなり少ない、ダントツです。ひとつ上の順位の『パラダイス・アレイ』と約$639万ドルもの差がありました。スタローン主演作品の中では第32位でした。