兼好法師著『徒然草』の「仁和寺にある法師」の「先達はあらほしきことなり。」ではないですが、やはり知っている人から教えてもらうというのは、効果的です。当時は、普通に生きていたら、この時代の音楽なんて聴く機会無かったでしょう。
①25 or 6 to 4 (1970年)
Chicago
アメリカのブラス・ロック・バンド。ブラス・ロック・バンドの先駆的な存在。邦題は「長い夜」。アメリカのビルボード「Hot 100チャート」で4位にランクインした。
②Highway Star (1972年)
Deep Purple
イギリスのロック・バンド。 「レッド・ツェッペリン」「ブラック・サバス」と並ぶ、「3大ハードロック・バンド」。Deep Purpleの代表曲。曲中盤において「バッハ」のコード進行が引用されていることでも有名。
③Speed King(1970年)
Deep Purple
4枚目のアルバム『ディープ・パープル・イン・ロック』のオープニング曲。
④Whole Lotta Love(1969年)
Led Zeppelin
ジミー・ペイジが率いたイギリスのロックバンド。邦題は「胸いっぱいの愛を」。2作目のアルバム『レッド・ツェッペリン II』のオープニング曲。
⑤Immigrant Song (1970年)
Led Zeppelin
第3作アルバム『レッド・ツェッペリン III』のA面のオープニング曲。邦題は、「移民の歌」。「超獣」ブルーザー・ブロディのテーマ曲としても有名。前奏を聴くだけで興奮必死。
⑥Get It On (1971年)
Chase
アメリカのブラス・ロック・バンド。 邦題は、「黒い炎」。1974年年8月9日、ツアー中の飛行機が墜落し、メンバー4名が死亡し、バンドが消滅。 1979年、生き残ったデニス・ジョンソンは、「サバイバー *1 」を結成した。
⑦21st Century Schizoid Man(1969年)
King Crimson
イギリスのプログレッシブ・ロックバンド。 「21st Century Schizoid Man」は、ロックとジャズの融合曲。邦題は、「21世紀の21世紀のスキッツォイド・マン」。2013年の映画『脳男』の主題歌。
⑧Purple Haze(1967年)
Jimi Hendrix
アメリカのロック・ミュージシャン。いわゆる「ジミヘン」、史上世界最高のロック・ギタリスト。邦題は、「紫の煙」。1960年代の代表的なサイケデリックドラッグソング。
⑨Look at Yourself(1971年)
Uriah Heep
「レッド・ツェッペリン」「ディープ・パープル」と共に「ハードロック」のパイオニア。邦題は、「対目核」。3作目のアルバム『Look at Yourself』 のオープニング曲。
個人的には、③曲目の「Speed King」と⑤曲目の「Immigrant Song」がお気に入り。
*1:1982年に『ロッキー3』で「アイ・オブ・ザ・タイガー」がヒット。