米津玄師(よねづけんし)徳島県出身。29歳。「打上花火」「アイネクライネ」「Lemon」「LOSER」「ピースサイン」の5曲がYouTubeでの再生回数が1億回以上を記録している。
若い世代のアイコンとなった米津玄師。この本の「米津玄師はどこから来たのか?」にもあるように、ルーツが惹かれます。個人的には、尾崎豊、X JAPANの「hide」の系譜にある存在だと思っていて、なんといっても、時代に流されない感が漂っているところが最大の魅力ではないでしょうか。
今回は、ボーカロイドクリエイター、「ハチ」についてです。
2012年5月、1stアルバム『diorama』をリリースしますが、それ以前は、「ハチ」として、「ニコニコ動画」でVOCALOIDを用いたオリジナル楽曲の投稿。「マトリョシカ」「パンダヒーロー」等のミリオン再生を記録するヒット曲を生み出し、2010年、ハチ名義で初のアルバム「花束と水葬」を発表。このルーツが、作られた人気者じゃない、何者にも左右されない存在たる所以では、ないでしょうか。
ハチ MV「マトリョシカ」HACHI / MATORYOSHKA
ハチ MV「パンダヒーロー」HACHI / Panda Hero
2013年、「ニコニコ動画」および、「YouTube」へ「ドーナツホール」を「パンダヒーロー」からは2年ぶりにハチ feat.GUMI名義で投稿。「ドーナツホール」は、2枚目のアルバム『YANKEE』の15曲目にセルフカーバーとして収録。
ハチ MV「ドーナツホール」HACHI / DONUT HOLE
「米津玄師、ボーカロイドクリエイター、「ハチ」としての顔」でした。