「恩返し」
「恩返し」と言えば、
『鶴の恩返し』でしょうか。
昔話には、
他にも、
恩を返してくれる動物が結構います。
亀も、
雀も、
犬も、恩を返してくれます。
律儀です。
そういえば、
『猫の恩返し』もありますね。
僕は、一度、
巣から落ちた燕のヒナを4羽、助けたことがあります。
建物4階壁面に見つけた巣にヒナを戻しました。
その後、ヒナは、無事に巣立ったのですが、
その後、燕の恩返しは、ありませんでした。
『鶴の恩返し』の簡単な説明
【あらすじ】
助けてくれたお礼に
鶴は、娘に化け、
夜な夜な、自分の羽根で織った布をプレゼントするも、
「見るな」の禁を破ったため、
鶴は、泣く泣く去っていきましたとサ。
これで、とっぴんぱらりのすったごだっごのぴい。
【パターン】
鶴を助ける対象が
「爺婆」のパターンと、
「若い男」のパターンがあるそうで、
「若い男」の場合は、『鶴女房』という題名に。
【発祥地】
「鶴」が出てくるので、
出羽あたりが物語の発祥地と考えられています。
北海道ではなく、出羽地方というのは、
北海道は、
その頃、まだ日本の文化圏ではなく、
アイヌの土地だったということでしょうね。
【鶴の羽根で織った布?】
鳥の羽で織った布というのは、
何だろう?
ピンときませんが、
秋田県鹿角市には、
「政子姫が鳥の羽で織物を織った」という
錦木塚伝説が残っているそうです。
ジョゴスについての簡単な説明は、
上記事に載っています。