なぜ、「ソは青い空」なのか?
taketakechopは、
直ぐに法則などを探してしまう傾向にあります。
だから、
法則のあるものは、大丈夫です。
実は、
法則がないものも、大丈夫なのですが、
法則がありそうで、法則がないものが、苦手です。
気になって、仕方ありません。
そんなわけで、
「ドレミ」の歌が苦手です。
特にココ↓の部分です。
みなさんは、どうでしょうか?
苦手な部分1「ソは青い空」
「ソ」以外は、全部、先頭の文字で解決しています。
しかし、
「ソ」だけ、「あおいそら」と、
突如、4番目の文字で解決しています。
法則がありそうで、法則がない。
というか、
法則が崩れている。
こういうのが苦手です。
なぜ、このような苦し紛れなことが起きたのか?
「ソース」、「倉庫」、「ソーセージ」、「葬式」、
「ソーダ水」、「そら豆」、「ソフトドリンク」、
「素麺」、「掃除機」、「速球」、「卒業」、
「即興詩人」、「育て上げる」、「底引き網」、
「ソーシャルネットワーク」と
「ソ」から始まる言葉は、いくらでもあります。
※taketakechop的には、「ソーダ水」か「速球」が良いなと思います。
何かやんごとなき事情があったのだろうか?
例えば、
原文で、
「So」は、「Sky in the Blue *1 」のような。
で、原文を確かめてみましたが、
全く関係ありませんでした。
(英語原文)
Doe, a deer, a female deer
Ray, a drop of golden sun
Me, a name I call myself
Far, a long, long way to run
Sew, a needle pulling thread
La, a note to follow Sew
Tea, a drink with jam and bread
That will bring us back to Do (oh-oh-oh)
(tketakechop的直訳)
ドは 鹿、雌鹿
レは 黄金太陽の注ぐ光
ミは 私が自分自身を呼ぶ名前
ファは 長い、走るための長い道
ソは 糸を引いている針
ラは ソの次にくる音
シは ジャムとパンと一緒に飲むもの
それは 私たちをドに戻すだろう
そもそも、
「ドはドーナツのド」という型は、
訳者のオリジナル・アイディアのようでした。
英語歌詞は、
「ドレミ」を「同音の言葉に置き換えた(Do=Doe)言葉遊び」で、
詩が作られていた。
苦手な部分2「名詞の種類がバラバラ」
「ドーナツ」「レモン」「みんな」「ファイト」
「(青い)空」「ラッパ」「幸せ」は、
全て名詞だが、
「ドーナツ」「レモン」「みんな」「空」「ラッパ」が
一般的な名詞(もの、事柄を表す名詞)であるのに対して、
「ファイト」は、動詞性名詞(動作を表す名詞)で、
「幸せ」は、形容詞性名詞(性質や状態を表す名詞)。
苦手な部分3 直接「幸せ」と言ってしまう。
「ドーナツ」「レモン」「みんな」「青い空」
「ファイト」「ラッパ」「幸せ」と
どの言葉も、プラスをイメージさせる言葉で、
「楽しさ *2」を間接的に表現しているのに対して、
「シ」だけ「シは幸せよ」と直接表現してしまう。
苦手な部分4 最後の「ド」の音符は、「ミ」
「ドはドーナツのド」で、
最初の「ド」の音符は、「ド」なのに、
最後の「ド」の音符は、「ミ」になっている。
「レ」以降も同じで、一致しない。
最後の「ド」も、音符「ド」にしてくれないと気持ちが悪い。
これは、
訳者の
オリジナル・アイディアである「ドはドーナツのド」という型で、
突っ走ったために、
起きてしまった現象だ。
もう少し慎重にしてもらえたら、良かったな。
この苦手な部分がどれか1つだと
まだ良いのだけれども、
4つも法則崩れが起きていると、
taketakechop的には、気になって仕方ない。
訳者は、詩人ではなく、あくまでも訳者だったのか?
また音楽家でなかったから、
音符のことは気にしなかったのか?
とにかくおおらかな人だったのかもしれません。
※違いました。訳者は、音楽家でした。
まあ、
今回のような
重箱の隅をつつくような行為は、厳禁なんでしょうが、
気になるものは、気になってしまうという小話でした。