古代エジプト人は、
「人間の魂は不滅なのだ。」
という信仰を持っていました。
そういう理由から、
とにかく肉体を保存しておけば、
「いつの日か
死者の魂が戻ってきて、
復活できるんじゃないか」
という発想が生まれ、
死者の保存(=ミイラ作り)が盛んに行われたそうです。
確かに。
人間の魂が不滅か、どうかは、わからないけど、
とにかく
肉体が保存してあれば、
復活できる時代になったのだから、
やっと古代エジプト人の発想に
時代が追いついたということか。
古代エジプト人、恐るべし。
ちなみに、
モンスターの「ミイラ(マミー)」は、
古代エジプト人のミイラ信仰に着想を得た、
メイド・イン・ハリウッドで、
1932年にユニバーサル映画が製作した
『ミイラ再生』(The Mummy)が始まりだそうです。
2017年のトム・クルーズの『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は、
この『ミイラ再生』のリブート作品でした。
また、
エジプト由来のミイラは、
「猫 *1」と「太陽」が苦手だそうで、
同じく『ミイラ再生』のリブート作品である
1999年の『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』の中では、
ミイラが猫に驚く場面がありました。
描いたイラストは、
犬だったから、追われちゃったんだな。
残念。
*1:エジプトでは、神聖な生き物のため。