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『スリーメン&ベビー』の心霊シーンを検証してみました

『スリーメン&ベビー』1987年

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 『スリーメン&ベビー』は、トム・セレック、スティーブ・グッデンバーグ、テッド・ダンソンの独身3人組が予期せず赤ちゃんと暮らすことになるハートフル・コメディ作品で、)監督は、なんとあのレナード・ノモイです。『スター・トレック』シリーズの「ミスター・スポック」です。1987年の全米興行成績では第4位にランクインしています。(ちなみに1978年の興行成績、第1位は『ビバリーヒルズ・コップ2』で、第2位が『プラトーン』、第3位が『危険な情事』でした。)

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この『スリーメン&ベビー』、作品の内容とは別にもうひとつ有名なことがありまして、それが「心霊シーン」です。ある場面で「無表情の少年」が映り込んでいるという噂があるのです。僕はそういうの苦手なので、この作品をずっと避けていたのですが、そこそこ良い年齢になったので、そろそろこの映画を観てもよいのではないかと思い2019年にトライしてみることにしました。中古屋で500円で収集してきました。

 では、さっそく観てみます。だいたいどこに出てくるのか、知らないので、一生懸命鑑賞していますと、「ここか!」ドーン出てきました。61分40秒過ぎ、テッド・ダンソンのお母さんがマンションを訪ねてくる場面です。お母さんが赤ちゃんを抱っこして、部屋を移動すると、2人の奥手の窓のカーテンのそばに「シルクハットをかぶった少年」が立っています。一瞬「ドキン」としましたが、「何か違うな、立体感が…」と思い、巻き戻して確認してみました。
「うん、パネルだな。」
「ん…待てよ、このパネル、どこかで見たことあるぞ…」
「…わかった!このパネル、前の場面に出てきてたぞ」というわけで、遡って確認してみますと、ありました。51分40秒。ベッドの向こうにパネルの上半身を確認することが出来ました。テッド・ダンソンの劇中の役柄が俳優なので、俳優を演出するために部屋に飾られた小道具ではないかと思われます。

 ああ、良かったです。これからは、この映画をビクビクしながら観なくて済みそうです。

下の動画は、問題の場面です。画像が粗いので、それっぽく見えますが、クリアな画像で見るとそうでもありませんでした。

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●どうでもいいこぼれ話

 トム・セレックは、『レイダース』の「インディアナ・ジョーンズ」の有力候補のひとりでしたが、当時主役で参加していたTVドラマ『私立探偵マグナム』のスケジュールが合わず、「インディアナ・ジョーンズ」を断念したと云われています。最近、映画ではあまり姿を見せていませんが、TV映画『警察署長ジェッシイ・ストーン』シリーズで主役の「ジェッシイ・ストーン」を演じています。過剰に面白いとはいいませんが、結構、雰囲気がいいお話です。

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「『スリーメン&ベビー』の心霊シーンを検証してみました」でした。

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