絵本が好きで、昔、よく買っていました。その中でもお気に入りだったのが「荒井良二」です。僕が初めて荒井良二のイラストレーションの見たのは、多分『ウォレスとグルミット』のパンフレットの中です。1996年なので、荒井良二40歳の頃の作品ですね。このときは、名前を認識していませんでしたが、その後、絵本を買い集めていたら、おおこんなところにもという感じで発見したのですが。
荒井良二
1956年生まれ。山形県生まれ。絵本作家・イラストレーター。日本大学芸術学部卒業。
小学生の頃は「赤塚不二雄」のキャラクターが、中学生の頃は「チャリー・ブラウン」が好きだったそうです。大学に入ってから、知り合いの女の子にディックブルーナの絵本を貰い、漠然と絵本に興味を持ち始め、大学卒業後は、焼き鳥屋のバイトをしながら、編集者のお客さんからイラストレーションの仕事を受けていたそうです。一旦、デザイン事務所に就職するも、9日で辞め、そのあとは、参考書、雑誌、新聞などのカットの仕事を広げていき、1990年に絵本『MELODY』を出版しました。
30歳=1986年に「チョイス年度賞」受賞。
34歳=1990年に「年間イラストレーション新人賞」受賞。
49歳=2005年に「アストリッド・リンドグレーン賞」(=子どもの本版のノーベル賞だそうです。)を日本人初受賞。
それでは、家にある荒井良二の絵本の紹介です。
『かいくんのおさんぽ』1998年
えほん世界のおはなし第16巻『おやゆびひめ』1999年
このシリーズ、他にも第3巻の『ピノキオ』(絵/杉浦範茂)や、第18巻の『ながぐつをはいたねこ』(絵/飯野和好)がお気に入りです。
『わたしのねこちゃん』2003年
『もものすけのおさんぽ』2001年
読み聞かせお話雑誌の「月刊おひさま」に連載していた『もものすけシリーズ』の絵本版(!?)。
『なぞなぞのたび』1998年
『しりとりあそびえほん』2002年
『チキチキチキチキいそいでいそいで』1996年
文は『魔女の宅急便』の角野栄子です。
『スースーとネルネル』1996年
『おばけのブルブル』2004年
第3位『ようかいアニミちゃん』2004年
『ようかいアニミちゃん』は、全ページではないですが、仕掛け絵本です。
第2位『そのつもり』1997年
今、探していたら、2冊も出てきたので、好きだったんだなーと再認識。
第1位『バスにのって』1992年
僕の場合、どうやら1990年代の初期作品が好きなようです。この作品、絵も好きなのですが、筋が好きでした。