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東野圭吾の『名探偵の掟』

名探偵の掟 (講談社文庫)

 遠い遠い昔に、「そうだ!推理小説を書いてみよう!!」と思いたって、推理小説って、どんな仕組みになっているのかなあと思っていた頃に読んだ作品です。1話完結の12話からなる1冊で「完全密室」「時刻表トリック」「バラバラ死体」「童謡殺人」「フーダニット(Who done it?)」「ハウダニット(How done it?)」といった推理小説のお約束事が楽しめます。読んでいないので、内容は分かりませんが、続篇に『名探偵の呪縛』があるそうです。

 1990年~1995年に書かれた短編を集めた作品で、東野圭吾は1958年生まれなので、32歳~37歳のときの作品です。リアルタイムに読んでいないので、アレですが、いろいろなランキングを確認してみますと、

●週刊文春ミステリーベスト10
 1996年『名探偵の掟』8位
●このミステリーがすごい!
 1997年『名探偵の掟』3位
●本格ミステリ・ベスト10
 1997年『名探偵の掟』6位

上の通りなので、初期の傑作といった感じでしょうか。今仕入れた情報によりますと、第18回吉川英治文学新人賞に、この作品で4度目のノミネートされていました。

 2009年には、金曜日23時15分~翌0時10分の時間枠において松田翔太主演でTVドラマ化されました。平均視聴率9.47%でした。

名探偵の掟 DVD-BOX

名探偵の掟 DVD-BOX

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 そして、唐突ですが、「東野圭吾」で繋がりで、2019年1月18日に『マスカレード・ホテル』が上映されますね。結構、楽しみにしています。

youtu.be

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マスカレード・ホテル (集英社文庫)

マスカレード・ホテル (集英社文庫)