「あなたが描くような絵は僕にも描けるんです」
手塚治虫(漫画家)
昭和期に『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』などを生んだ漫画家。
『AKIRA』の大友克洋に対して放った言葉だと云われています。
手塚治虫は、結構、言ってしまう人で、
昭和29年、手塚治虫が連載していた「漫画教室」内で、
当時、人気抜群だった福井栄一の『イガグリくん』を、
妬みから「悪い例」として挙げてしまったと
自伝に書いていました。
人間味溢れるとても良い話だと思いました。
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」
福沢諭吉(著術家)
明治期に『学問のすすめ』がベストセラーになった著述家。
しかし、
娘の縁談相手には、「身分が違う」と一刀両断。
「理想=現実」とは、なかなか、なかなか…。
「これは焼きみそだ」
徳川家康(戦国武将)
江戸初期に「江戸幕府」を開いた武将。
三方ヶ原の合戦で、武田軍に大敗し、
浜松城に逃げかえる途中、
馬上で脱糞してしまった言い訳に
言った言葉だと云われています。
決して「だっぷんだ~」とは、言わなかったそうです。
「出る前に負けること考えるバカいるかよ!」
アントニオ猪木(プロレスラー)
昭和期に「異種格闘技戦」を展開するなどして活躍したプロレスラー。
1990年「東京ドーム大会」の控室で、言い放った言葉です。
プロレスは、あくまでもショー・ビジネスであり、
出る前に勝敗がついていますが、
この一言で、
「控室のピリピリとした雰囲気」を見事に演出しました。
「日本を今一度洗濯いたし申候」
坂本龍馬(志士)
江戸末期に「海援隊」を結成するなどして活躍した志士。
この言葉は、
「天下一統人心洗濯希(ねが)うところなり」に
インスパイアされて、できたと云われています。
他に、
「世の中の人は 何とも云えばいへ、
わがなすことは われのみぞ知る」坂本龍馬
「世の中は よしあしごともいわば言え
賤が真は 神ぞ知るらん」吉田松陰
これもインスパイア作品ではないかと云われているそうです。