今年度、日本で、2006年9月19日のソフトバンク戦以来、4241日ぶりの勝利投手となった松坂大輔投手ですが、今回は、こんな漫画的な野球人生があるでしょうか?こんなに活躍したら、リアリティーが無さ過ぎて、「漫画だったら、絶対にボツになる 松坂大輔の2009年迄の野球人生」という小話です。
例えば、「茂野五郎投手」と比較してみます。「茂野五郎」とは、1994年~2010年に「週刊少年サンデー」で連載された野球漫画『MAJOR』の主人公です。
松坂大輔2018登場曲※ちなみに「RED DIAMOND DOGS」は、EXILE ATSUSHIが率いるバンドです。
Major―Dramatic baseball comic (1) (少年サンデーコミックス)
- 作者: 満田拓也
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/02/01
- メディア: コミック
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まず、茂野吾郎の成績から、
【茂野吾郎の成績】
日本のプロ野球を経験せずに、いきなりメジャー挑戦。2年目で14勝は、なかなか漫画的な活躍です。また23歳、24歳の「最多勝とサイヤング賞 *1 」を2年連続ダブル受賞するというのは、超漫画的な活躍です。ちなみにサイヤング賞を通算2回受賞というのは、ロジャー・クレメンスの通算7回受賞や、ランディ・ジョンソンの4年連続受賞 *2 などというとんでもない記録もありますが、メジャー・リーグ歴代11位に入る好成績です。
一方、松坂大輔は、
【松坂大輔の成績】
【比較感想】
茂野吾郎より松坂大輔の方が完全に漫画的な活躍です。甲子園大会決勝でのノーヒットノーランなんて、漫画の案として絶対に採用されないでしょう。
①甲子園大会 優勝
②日本プロ野球 日本シリーズ制覇
③メージャ・リーグ ワールドシリーズ制覇
④ワールド・ベースボール・クラシック 優勝
すべての舞台で優勝経験があるなんて、こんな人、現実にも、漫画にも、松坂大輔しかいません。「漫画だったら、絶対にボツになる松坂大輔の2009年迄の野球人生」でした。