『ジュラシック・パークIII』2001
僕の心の映画第1位は、「インディアナ・ジョーンズ」シリーズと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作です。ちなみに『レイダース/失われたアーク』は、「インディー・ジョーンズ」シリーズの第1作目です。
というわけで、この2作品の雰囲気を感じることができると、急にテンション上がります。1989年の『インディ・ジーョンズ 最後の聖戦』以降、新作が出ることがなく、「インディアナ・ジョーンズ博士」に飢えていた僕は、いろいろな場所に博士を探す日々を送っておりました。そのようなときに発見したのが、2001年の『ジュラシック・パークIII』でした。『ジュラシック・パークIII』は、『ジュラシック・パーク』旧3部作の3作目にあたります。
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『ジュラシック・パークIII』の主人公は、サム・ニール扮する「アラン・グラント博士」です。ちなみに「アラン・グラント博士」は、1作目の『ジュラシック・パーク』の主人公でしたが、2作目の『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』には出演していません。
アラン・グラント博士=インディアナ・ジョーンズ博士
1作目の『ジュラシック・パーク』では、「アラン・グラント博士」に「インディアナ・ジョーンズ博士」を、それほど感じることができませんでしたが、なんということでしょうか、『ジュラシック・パークIII』では「インディアナ・ジョーンズ博士」を感じることができるのです。
『ジュラシック・パークIII』では、「アラン・グラント博士」の「中折れ帽」が目立ちます。確かに1作目でも「中折れ帽」を着用していたのですが、3作目は特に目立ちます。色も素材も、より「ジョーンズ博士」に寄せているような。そして「肩掛けカバン」など、随所に「インディアナ・ジョーンズ博士」を匂わす仕掛けがあるように感じてなりません。
こちらは、1作目『ジュラシック・パーク』のトレーラーです。
監督が「ジョー・ジョンストン」という重み
ジョー・ジョンストン
1989年に『ミクロキッズ』で監督デビュ。1995年には、ロビン・ウイリアムズの『ジュマンジ』を監督。『ジュラシック・パークIII』は監督5作目。また『アイアン・ジャイアント』のメカデザインをしたことでも有名。
ジョー・ジョンストンは、もともと「特殊効果」職人(ジョージ・ルーカスが設立した特殊効果制作会社I.L.M.の初期メンバー)で、なななな、なんと、1981年に『レイダース/失われたアーク』で、第54回アカデミー視覚効果賞を受賞しているのです。そうなんです。ジョー・ジョンストンは、「インディアナ・ジョーンズ」と縁の深い人物なのです。そんな由緒正しいジョー・ジョンストンが新たに作り出した「アラン・グラント博士」像に「インディアナ・ジョーンズ博士」の姿を重ねて興奮していたという18年前の小話でした。
「勝手に繋げて興奮しちゃおう『レイダース/失われたアーク』と『ジュラシック・パークIII』」でした。