松尾芭蕉と曾良は、
1689年
3月27日に「江戸」を出発して、
5月13日に「奥州平泉(=岩手県磐井郡平泉町)」に到着します。
☝上部分は、
その「平泉」訪問の際の内容です。
「奥州平泉」は、
「奥州藤原氏」が造った都市で、
平安時代後期には、
「京都」に次ぐ、「日本第2の都市」に成長していましたが、
「4代泰衡」のとき、「源頼朝」によって滅ぼされました。
「芭蕉」が「平泉」を尋ねたとき、
滅亡から390年程経過しており、
「平泉」に「日本第2の都市」の面影なく、
ただ「田野」となっていたため、
「芭蕉」は、
「盛者必衰(=無常観)」をベースに
「平泉」訪問の感想を記しました。
そのため、
「無常観」を頭に置き、読み解くと分かりやすいと思われます。
「プラス表現」「マイナス表現」をマーカーすると、
☟のような感じになります。
「内容」毎に「ブロック分け」すると、
☟のような感じになります。
「無常観」・「地形説明」・「無常観」・「俳句」に分かれます。
「無常観」なので、
既習内容だと、2年時の『平家物語』の「冒頭」と同じです。
「ブロック分け」をベースにして、「訳」をすると、
☟のような感じになるのではないでしょうか。
taketakechop.hatenablog.com
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