「鳥羽上皇」が亡くなり、
「後白河天皇」と「崇徳上皇」の間で争いが起きます。
それが「保元の乱」です。
「保元の乱」は、「後白河天皇」の勝利で終わります。
ちなみに
勝利者サイドの「藤原忠通」は、
あの「藤原道長」の「玄孫(ひ孫の子」にあたります。
また「忠通」の「玄孫(ひ孫の子)」が鎌倉幕府4代摂家将軍の「頼経」です。
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二条天皇即位で、新たな権力闘争が起きます。
「二条新政派」と「後白河院政派」の争いです。
ここで躍り出てくるのが「藤原通憲(信西)」です。
この人の躍進が「平治の乱」を引き起こします。
平治の乱①
「藤原通憲(信西)」は、そこいらじゅうに敵を作り、
「二条新政派」の中の「反信西派」と「後白河院政派」の「反信西派」を組ませてしまいます。
「藤原通憲(信西)」が「藤原信頼&源義朝」に討たれると、
最初に戻り、
「二条新政派」と「藤原信頼(院政派!?)」で権力争いが起きます。
平治の乱②
この争いは、「二条新政派」の勝利に終わります。
ここまでが「平治の乱」です。
しかし、乱後、
「二条新政派」の後ろ盾や、二条天皇本人が亡くなってしまいます。
これで「二条新政派」と「後白河院政派」の争いも終わるのですが、
政局は安定せず、
すぐに新たな争いが始まります。
その新たな争いを描いているのが『平家物語』です。