接続詞の問題を解くとき、
よくある説明で、
「前後の内容の関係から、接続詞を選びましょう。」
というものがありますが、
この説明で、解くことは出来ません。
勿論、
そう作ってある問題の場合は、解けますが、
基本は、解けません。
それは、なぜか、
例を使って、説明します。
問題です。
どの接続詞が入るか、
一度、考えてみてください。
では、答えです。
上の答えを見てもらえば、分かると思いますが、
ひとつの接続詞の種類に決まりません。
基本、
「順接」「逆接」「並列・累加」「説明・補足」は、
入れ替え可能な場合が多いです。
で、
結局、何が言いたいのかと言うと、
「前後の内容の関係」が「接続詞」を決めているのではなく、
「接続詞」が「前後の内容の関係」を作っているということです。
だから、
「前後の内容の関係から、接続詞を選びましょう。」
という説明では、解くことが出来ないのです。
自分がこういう仕事をしているときに
関わった国語の先生たちは、このことを知らないように感じました。
勿論、自分の勘違いかもしれませんが、
なぜ、そう思うのかというと、
定期テストで、解けない問題を頻繁に見かけたからです。
というわけで、
「接続詞」が「前後の内容の関係」を作るという情報を
頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。
ついでに
それぞれの違いを説明すると、下のようになります。
「順接」「逆接」は、ドラマを生む接続詞で、
そのほかの接続詞は、単純に情報を扱っています。
「接続詞をマスターしよう❸接続詞の本質」でした。
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