モーガン・フリーマンの面白い「バディ・ムービー」やモーガン・フリーマンが脇で光る面白い出演映画だと、どんだけでも例が挙がると思うのですが、モーガン・フリーマンの面白い単独主演映画って、何があると聞かれたら、僕の場合、『コレクター』と『ワイルド・チェンジ』しか思いつきません。というわけで、『コレクター』と『ワイルド・チェンジ』の紹介です。
『ワイルド・チェンジ』1989年
あらすじ
かつて名門イーストサイド高校の若手熱血教師だった「ジョー・クラーク」は、今では、見るかげもなく荒廃しきった同校の秩序回復のため、20年ぶりに校長として戻ってきた。「クレイジー・ジョー」の呼び名通りの荒治療を開始する。(DVD裏面の紹介文より)
モーガン・フリーマン52歳のときの作品です。1989年なので『ドライビング Miss デイジー』と同じ年です。
実話をベースに映画化、モーガン・フリーマンが「クレイジー・ジョー」とあだ名された熱血校長ジョー・クラークを演じています。着任早々、麻薬常習者や更正不可能な生徒を放校処分にするなど、なかなか痛快です。監督は、あの『ロッキー』のジョン・G・アヴィルドセンです。ということで音楽も、ビル・コンティです。
『コレクター』1997
あらすじ
誘拐された8人は、美人で才能あふれる女性ばかり。早く助けなければ彼女たちの命がない。刑事アレックス・クロスは、目撃者ケイト・マクティアナンの協力を得て犯人の行方を追う。犯人は、自らをカサノヴァと名乗る、とらえどころのない殺人鬼「コレクター」だった。(DVD裏面の紹介文より)
モーガン・フリーマン52歳のときの作品です。前年の1996年には、キアヌ・リーブスと共演した『チェーン・リアクション』が、翌年の1998年には、クリスチャン・スレーターと共演した『フラッド』があります。
世界中で、約3億冊の売り上げ発行部数を誇る、ジェームズ・パターソンの「アレックス・クロス」シリーズの映画化です。原作の『Kiss the Girls』は、1995年に発行された「アレックス・クロス」シリーズの10作品目です。2001年には、続編『スパイダー』が制作されています。※ただ書いていて思いましたが、『コレクター』って、単独主演映画じゃないかもしれません…。
他にも、モーガン・フリーマンの面白い単独主演映画、お気に入り単独主演映画がありましたら、教えて下さい。