taketakechopの小話の世界

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えんそく ふたごやま

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えんそく ふたごやま

きのうは、ふたご山にいきました。

そして、いろいろなのりものおのりました。

そしてやきゅうおやりました。

そしてぴーとなりごはんになにました。

みかん二こたべました。

そして、はからないごっこおやりました。

そしておわりました。

そしてしのみやくんがけっとばしました。

そしてしのみやは、おとしあなはいてしまいました。

そしてしのみやはかえりかわにずこけました。

原文ママ

 

【作文の表記及び内容に関する感想】

並列・累加の接続詞「そして」が8回も出てくる

典型的な「てて時期」の低学年の作文。

それにしても、8回は、多いな。

「を」が「お」になっているけど、

これは仕方がないから、いいけど、

「ぴー」となり(笛か?)、

お弁当で、みかん2個というのが謎。

お弁当にみかんが2個しか、入ってなかったのだろうか!?

それとも、

みかんが2個も入っていたという喜びだったのだろうか?

分からん。

「はからないごっこ」とは、何だろう?

「滑り台の長さ」や

「木の長さ」や

「池の鯉の大きさ」を測らないという「遊び」だろうか!?

でも、そんな「遊び」したことないな。

「そしておわりました。」というのは、

なかなかシュールだな。

「しのみや」くんは、途中から呼び捨てにされるは、

「落とし穴に入ってしいました」は、

「川にずっこけました」はで、

大丈夫だっただろうか?

 

小学校1年のときの作文集が出てきたので、

パラパラと読み返す。

頭が悪かったなとは、思っていたけど、

これは、結構なレベルだ。

随分、成長したなと思う。

自分でスゴイなと思うのは、

30歳過ぎてから、独学でここまで(どこまで?)来たこと、

今ある知識は、全て30歳過ぎてから、得たものだ。

はっきり言って、

僕には、公的な教育機関が機能しなかった。

頭の成長が追いついていなのに、

どんどんこ、どんどこ、学年が上がり、

中学校⇒高等学校⇒大学と進学してしまったが、

ただ強制的に押されたから、進んだだけ。

さらに「怖いな」と思うのは、

いつのまにか教員免許状を所有していること。

スゴイ国だと思う。

政府は、どのレベルの人に配布しているのだろう。

全く恐ろしい。