taketakechopの小話の世界

taketakechopが展開するイラスト・映画・文法にまつわる小話の世界です。

ワ-ルドワイド織田信長!!

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同じ時代に

生きてみたかったなと思わせる人です。

近づいたら、

たぶん大変なことになってしまうと思うので、

関わらない距離で、

それでいて、

動向を確認できる距離で、

本当のところを知りたかったです。

誰もが言うことですが、

この人が本能寺の変で死なずに

生きていたなら、

どんな日本を創っていたんだろう *1

確かに。

taketakechopは、

織田信長さんに憧れているんだな。

また、

織田信長さんは、

「ポルトガルのお菓子・金平糖を家来に再現させる。」

「黒人を家来に起用する。」

「上杉謙信に物 *2 でゴマする。」

「提灯で安土城をライトアップする。」

「入場料を取って、安土城を一般公開する。」など

数々の逸話を持っていますが、

そんな織田信長さんの

taketakechopのお気に入り逸話を

2つ、3つ、4つ、紹介します。

 

その1 

刀の柄 *3 にグリップベルトをつける。

昔の戦場は、

刀で切り合います。

そうすると、それはもう大変だそうで、

返り血や脂で、

ベタベタのギトギトになり、

刀がとにかく滑るそうです。

握り手の柄の部分にも、

滑らない工夫は、ありますが、

飛ぶときは、飛びます。

それを防ぐために、

刀の柄にグリップベルトをつけてみたそうです。

実用化されず。


その2 

刀の鞘の先端にガラガラをつける。

若い頃の織田信長さんは、

チ〇コ柄の着物も着こなす傾奇者でした。

そんな傾奇者の織田信長さんは、

地面に引きづるような長い刀(鞘!?)を

腰につけて町を歩いていたそうですが、

鞘が痛むからか、

引きずって歩きにくいからか、

分かりませんが、

鞘の先端に小さい車輪をつけてみたそうです。

これも、

当然、実用化されていないけど、

この人は、

鉄で覆われた鉄甲船を作ったり、

とにかくアイディアマンだ。


その3 

同じ人に3回裏切られる。

裏切った人は、

絶対に許さないというイメージですが、

松永秀久に3回裏切られます。

3回裏切るということは、

2回許したということです。

結構、人を許すときも、あります。

3回目も条件付き *4 で許そうとしましたが、

松永秀久は、

茶釜を渡すぐらいなら死んだ方がましだと、

茶釜と一緒に爆死したそうです。


その4 

とにかくスゴいお金持ち

織田家の旗印 *5 を見て分かるように、

信長さんは、「お金が世界を制す」と考えています。

鉄砲という最先端の兵器に着目し、

長篠の戦いでは、

鉄砲3000丁 *6 を装備するなど、

その時代感覚が素晴らしいなどと云われますが、

あの時代、

誰もが「鉄砲」に目をつけています。

ただ用意できる財力があったか、なかったかです。

だから、

お金をバンバン集めちゃう経済力が

一番スゴいんじゃないかと思う今日この頃です。

※勿論、諸説あります。

*1:随分、捻じ曲げられて、コスい国なってしまったように感じる。昔からコスい国だったのかなあ。明治政府あたりからコスくなってるような、違うのかな。

*2:南蛮風鉄兜とビロードマント。

*3:刀の握り手部分。

*4:「平蜘蛛」という茶釜を差し出せば、という条件。信長は、無類の茶器マニア。

*5:経済力の象徴「永楽銭」。

*6:当時、鉄砲1丁の値段は、30金。現在のお金に換算すると50万円くらい、総額は、3000丁×50万円=15億円と云われています。信長さんは、鉄砲の生産地を押さえていたので、一般より安く手に入れることができたと云われていますが、それでも大金は、大金でしょう。